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保存版:「これが私の弦交換」②フレット磨きと指板のケア

ギター歴30年弱の私が、現時点でベストと思える弦交換の方法をご紹介する連載第二回目。今回からギターのクリーニング指板周りのケアをしていきます。

前回は新品の弦の下処理と、古くなった弦を取り外すところまで書きました。はい!実は今、絶好のクリーニングのチャンスです!弦を張った状態だと手が届かなかったあの場所この場所も今なら軽くアクセスできますので、この機会に愛機を磨いて綺麗にしてあげましょう!

まずは指板周りから取り掛かります。使う道具やグッズはこちらです。

右から指板用オイル金属パーツ研磨剤指板保護ボード汚れて捨ててもいい布切れです。布切れは穴の空いた靴下を使用しています。私は歩き方が悪いのか、はたまた爪の形が悪いのか右足親指の部分だけ穴が空いちゃうんですよ。買ったばかりのお気に入りの靴下も一日履いて帰ってきたときには親指が「こんにちは」してたり。って誰が興味あんねん。

閑話休題。フレット磨きから始めていきましょう。

フレットに指板保護ボードをセットし、金属パーツ研磨剤を塗布、布切れで擦って磨いていきます。今回は布切れが黒なので写真でよく分かりませんが、白い布なんて使ったときには落ちた錆や汚れなどで真っ黒になってそりゃもうビックリですよ!この作業、二、三度磨くのがポイントで、一度目は靴下のつま先部分、二度目はかかと部分、というように、都度、布切れの違う部分を使って、研磨剤を完全に拭き取るまで磨いていきます。磨いていくごとにピカピカに光り輝くフレットを見るのが楽しくなってくると思います。

こちらが磨かれたフレットです。見た目のキレイさはもちろんですが、サウンドもクリアになり、チョーキング時にザラザラと引っ掛かる感触も軽減されます。後で新しい弦を張って弾いてみたときに、その違いを実感していただけると思います。

フレットを磨いた後は、指板のケアをしていきましょう。まず、布切れで指板を乾拭きしてこびりついた手垢や錆、汚れなどを落とします。次に、指板用オイルを指板に塗布して布切れを使って拭きあげていきます。この際も二度拭くのがポイントです。指板材はヘッドからボディ方向に木目が流れるように組まれていることが一般的なので、オイルを塗布するときもこの木目を意識します。一度目はフレットと平行方向に(木目を横切るように)手を動かして、指板にオイルを擦り込むように。二度目はフレットと垂直方向に(木目に沿うように)手を動かして、オイルを馴染ませ、指板を均すように拭きあげます。

フレット磨きと指板ケア、ビフォーアフターがこちら!

フレットはピカピカに、指板はツヤツヤになったのがお分かりいただけると思います。

指板のケアは、見た目をキレイにするためだけが目的ではなく、実はとても重要な作業なんです。ギターのパーツの中で無塗装でありながら、いつも指先が触れる場所でもあり、冬の乾燥、夏の多湿、そして手汗に常にさらされるハードな環境にあるのが指板です。ケアを怠ると、指板が割れたり、剥がれたり、と最悪のケースに至る場合もあります。定期的にクリーニングし、オイルで保湿する必要があり、愛機と長く良いコンディションで付き合っていくためにも、弦交換のタイミングも是非指板のケアに利用して下さい。

指板と同じく無塗装であるブリッジの木部にも忘れずにオイルを塗布しておきます。こちらもしっかりとケアをしていかないと変形や割れ、剥がれなどの原因となります。

次回はボディやギター全体のクリーニングをしていきたいと思います。引き続きお楽しみに!

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